美しの塔について【実体験から紹介します】

美しの塔について具体的に知りたい方へ。

 

美しの塔は大まかに知っているけど、もっと詳しい情報はありませんか?
大手サイトやガイドブックに載っていない現地の情報を知りたいです。

 

記事を読むことで分かること
【1】美しの塔の詳しい情報について
【2】美しの塔周辺の観光地、宿、アクセス方法など
この記事を書いている私は温泉ソムリエで、今まで300カ所以上の国内の観光地や温泉地を巡っています。

 

1.美しの塔の詳しい情報について

美しの塔は、美ヶ原高原のシンボル的な塔となっています。美ヶ原高原が整備されていない時代、高原に濃霧が発生することにより遭難が多発していました。それを解決するため、1954年に美しの塔が建造され、山本俊一氏により登山道が整備されました。

美しの塔は、高さが約6mあり、濃霧が発生した際には鐘を鳴らして、登山者に位置を知らせる避難塔としての役割があります。

美しの塔は、美ヶ原高原に来たら必ずと言っていいほど訪れる観光地だと思いますが、せっかくなので見どころやその他の役立つ情報などについて紹介していきたいと思います。

 

美ヶ原高原の観光マップです。観光マップを持っていない方は、これを見て下さい。

 

美しの塔までのアクセスについて

美しの塔までのアクセス方法にはいくつかありますので、それぞれ紹介していきます。

ビーナスライン経由(山本小屋ふるさと館から徒歩15分)

Googleマップで確認する

以下で詳細に解説していきます。

ビーナスラインを上がってきたら、美ヶ原高原美術館と山本小屋へそれぞれ向かう交差点に出ます。この交差点を山本小屋方面へ直進します。

 

直進して200mほど進むと、山本小屋ふる里館の駐車場に到着します。ここに車を停めて下さい(無料)。

 

車を停めたら徒歩で美しの塔へ向かいます。山本小屋ふる里館の横に舗装されていない道がありますので、この道を奥へ進んでいきます。ここから徒歩15分ほどで美しの塔へ到着します。

 

目の前にはホテル山本小屋が見えます。ひたすらまっすぐ進みます。

 

ホテル山本小屋のそばに車両進入禁止の歩道がありますので、ここから更に先へ進みます。約300~400m歩くと美しの塔に到着します。

 

ビーナスラインは冬季通行止めになります。期間は、2020年11月25日〜2021年4月20日です。この間は、ビーナスライン経由で美ヶ原高原に上がってくることはできません。そのため、178号線経由か王ヶ頭経由で上がってくるようにして下さい。

 

王ヶ頭経由(王ヶ頭ホテルから徒歩35分)

Googleマップで確認する

以下で詳細に解説していきます。

美ヶ原公園沖線を上がってきたら、美ヶ原自然保護センターに到着します。ここに車を停めて下さい。

 

ここから先は車両進入禁止のため、徒歩で王ヶ頭まで上がることになります。ここからまっすぐ進んで下さい。約300m進むと、左に歩行者専用の脇道がありますので、そちらを進みます。車道は通行禁止の柵がされていますので、入ることができません。

ここからは王ヶ頭までしばらく山道を上がります。美ヶ原自然保護センターから王ヶ頭ホテルまでは、徒歩で約40分といったところでしょうか。結構急勾配な山道なので、心して望んで下さい。

 

山道を上がると王ヶ頭ホテルに到着します。

 

王ヶ頭ホテルから先には高原が広がっていますので、まっすぐ続いている道をひたすら徒歩で進んで下さい。王ヶ頭ホテルから美しの塔までは約35分かかります。途中に塩くれ場がありますので、分かれ道を左へ進むとすぐに美しの塔に着きます。

 

美鈴湖~美ヶ原自然保護センター間は冬季通行止めになります。期間は、2020年11月19日~2021年4月21日です。この間は、マイカーで美ヶ原高原に上がってくることはできません。
しかし、唯一王ヶ頭ホテルに向かう無料送迎バスが美鈴湖から運行しているので、それに乗ると王ヶ頭に直接向かうことができます。ただし、この無料送迎バスは王ヶ頭ホテルに宿泊する方専用なので、美鈴湖経由で美ヶ原高原に行きたいという方は、王ヶ頭ホテルを予約する必要があります。

 

美しの塔について

美しの塔まで来たら、このような光景が広がっています。

美しの塔は、高原の中にポツンと立っています。周囲に何もないので、余計に目立っていますね。遠くから見てもお洒落な雰囲気が漂っています。

 

美ヶ原高原は約100万年前の火山活動でできたみたいですね。

 

近くで見てみると、とても可愛らしいデザインをしていますね。天井部分には鐘が取り付けられているのが分かります。ちゃんと美しの塔と書いてあるのがいいですよね。

ちなみに、この写真を撮影した時間がAM5:45なので、まだ日が昇っていません。そのため空がやや暗いです。美しの塔の後ろには短い散策路がありますが、散策路からは奥に見えている山々を望むことができますのでおすすめですよ。

散策路から見た景色です。この時はちょうど雲海も出現していたので、何とも幻想的な風景を見ることができました。本当に絶景の一言です。

 

美しの塔に埋め込まれている碑文です。漢字とカタカナで書かれていて読みにくいので、読みやすく書き直してみます。

「美ヶ原」
登りついて不意に開けた眼前の風景に、しばらくは世界の天井が抜けたかと思う。
やがて、一歩を踏みこんで岩にまたがりながら、この高さにおけるこの広がりの把握に尚も苦しむ。
無制限な、おおどかな、荒っぽくて新鮮なこの風景の情緒は、ただ身にしみるように本源的で、尋常の尺度にはまるで桁がはずれている。
秋が雲の砲煙をどんどん上げて、空は青と白との目も覚めるだんだら。
物見石の準平原から和田峠の方へ、一羽の鷲が流れ矢のように落ちていった。

このように書かれています。読みやすくしてみても分かりにくい表現がありますが、美ヶ原高原の素晴らしさは物凄く伝わってきますよね。

 

裏に回ってきました。裏には塔への入り口があります。写真で見ると暗くて怖い感じがしますが、全くそんなことはありません。

入り口の上には、山本俊一氏の顔のレリーフが埋め込まれています。この人物は、美ヶ原高原の登山道を整備して、山本小屋を開設した方です。美ヶ原高原は、この人物を中心にして開拓が進められてきたので、功労者として顔のレリーフが埋め込まれています。

 

塔の内部です。そこまで広くはありません。両サイドに小さな窓があり、中央には青い紐が吊り下げられています。これは、鐘を鳴らすためのもので、今でも使用可能です。

私も実際に鳴らしてみたところ、かなり大きな音がしたのでびっくりしました。まぁ遭難者に位置を知らせるために建造されているので、大きな音がするのは当たり前の話なんですけど…。
ちなみに、私が王ヶ頭に向かっている時(美しの塔から約2km地点)にも美しの塔から鐘の音が聞こえてきたので、かなり遠くまで響くんだと思いました。せっかくなので、ぜひ鐘を鳴らしてみて下さいね。

 

美しの塔の前には6つのベンチがありますので、そこに座って美しの塔をゆっくり見るのもいいですよ。ただ、朝早いと水滴がベンチについていてズボンが濡れるので、タオルで拭いてから座ることをおすすめします。

 

寝ころび広場がありますので、シートを持ってきて空を眺めるのもいいです。

 

【1】美しの塔の周辺にはトイレがありませんので、先に済ませてから美しの塔へ向かうようにして下さい。


【2】美しの塔への道は砂利道なので、トレッキングシューズやスニーカーなどがおすすめです。


【3】基本的に夏以外は寒いので、しっかり防寒対策をした上で向かう必要があります。実際に私が早朝に出た際は、感覚がなくなるほど手が凍ってしまいました。この時、ホッカイロは持っていましたが、手袋は持っていませんでした。
早朝・夜間は氷点下になることもザラなので、ホッカイロだけでなく手袋も持っていくことを強くおすすめします。

 

持ち物、服装について(10月中旬)

【持ち物】
スマホ、財布、ホッカイロ


【服装】
早朝:上はTシャツ(インナー)、ダウンジャケット(アウター)。下はジーパン。
日中:上はTシャツ、(インナー)、ネルシャツ、Pコート(アウター)、下はジーパン。

持ち物については、美しの塔だけ見に行くのなら、持ち物は最小限で構いません。スマホ、財布は必需品として、大きめのホッカイロも持っていく方がいいです。標高2000mなので、夏以外は基本的に寒いです。また、美しの塔以外にも色々回る方は、観光案内図を持っていきましょう。

服装については、基本的に暖かくして行く必要があります。私が10月中旬の早朝に行った時は、気温は氷点下を下回っていたので、すでに冬だと思って準備してください。当時はTシャツとダウンの2枚しか着ていませんでしたが、非常に分厚いダウンを着ていったので、そこまで寒くなかったです。

実際に行ってみて思ったのは、手袋とマフラーもあった方がいいということです。首元と手先はかなり冷えるので、ぜひ準備してください。昼に関しては気温が10℃前後になりますが、風が冷たいのでしっかり防寒対策をしておいた方が無難です。

美ヶ原高原での服装については、別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。

美しの塔での移動方法、所要時間、費用について

美しの塔での移動方法は、徒歩以外にありません。所要時間は約15~30分です。美しの塔は日の出、星空スポットにもなっているので、それらを見る場合は更に時間がかかります。

費用は無料です。ただ、近くの山本小屋できのこ汁や松茸ご飯などを販売していますので、お財布は持っておきましょう(松茸ごはんは時期によります)。

 

Googleマップで確認する

名称:美しの塔
住所:〒386-0701 長野県小県郡長和町和田野々入
営業時間:24時間
料金:見学無料
定休日:年中無休
滞在所要時間:15~30分
交通アクセス
:岡谷ICから車で約1時間。
駐車場:山本小屋ふる里館横の駐車場に停めて下さい(無料)。
ホームページはこちらから

2.美しの塔周辺の観光地

美しの塔周辺には数多くの観光スポットがあります。せっかく美ヶ原高原に行くならば、様々な場所を回ることをおすすめします。別記事で美ヶ原高原の観光スポットについて紹介していますので、そちらをご覧ください。日の出や星空についても紹介しています。

 

 

3.美ヶ原高原でおすすめの宿

美ヶ原高原には主に3つの宿があります。一番人気なのは王ヶ頭ホテルですが、ここは常時予約がいっぱいで宿泊するのが難しいです。そのため、予約しやすい宿として、私は美ヶ原高原ホテル 山本小屋をおすすめしています。

見た目は山小屋のような感じですが、必要最低限のものは揃っていますので、宿泊するには特に問題はありません。特に、夕食は他の宿に負けないぐらい美味しいです。美ヶ原高原で唯一の温泉もありますよ。

具体的に、泊まってみて良かった点、もう一息と思った点、ホテル内部の様子などは下記記事で紹介しています。

 

 

4.美ヶ原高原へのアクセス方法

美ヶ原高原へのアクセス方法には、車、公共交通機関、高速バス、飛行機など4種類あります。それぞれを具体的に解説している記事がありますので、よければそちらをご覧ください。

 

 

まとめ

今回は、美しの塔について紹介してきましたが、いかがでしたか。

美しの塔は写真では見たことがある人が多いと思いますが、塔の詳細や周辺の様子などは知らない方が多いと思います。美しの塔に行こうと考えている方の参考になれば幸いです。

それでは失礼します。

最新情報をチェックしよう!