美ヶ原高原ホテル 山本小屋に泊まってみました【詳しく紹介します】

美ヶ原高原ホテル 山本小屋に泊まってみた感想を知りたい方へ。

 

・美ヶ原高原ホテル 山本小屋は、美ヶ原高原では有名なので、実際に泊まってみた感想を知りたいです。
・山本小屋の具体的な館内の様子を知りたいです。
記事を読むことで分かること
【1】美ヶ原高原ホテル 山本小屋に泊まってみた感想
【2】具体的な館内情報について
【3】美ヶ原高原周辺の観光地、アクセス方法について
この記事を書いている私は温泉ソムリエで、今まで300カ所以上の国内の観光地や温泉地を巡っています。

 

1.美ヶ原高原ホテル 山本小屋に泊まってみた感想

山本小屋は、美ヶ原高原で最初に建てられた宿であり、長い歴史があります。ホテルと書かれていますが、実際には山小屋のような雰囲気です。実際に山本小屋に泊まってみた総合的な感想としては、サービス面で改善点はありながらも、夕食は非常に美味しく大きな問題もなかったと思います。

【良かった点】
・夕食はかなり美味しいです。その代わり朝食は普通です。
・高地でありながら天然温泉に入ることができます。
・散策から帰ってきたらすぐに暖炉がありますので、温まることができます。
・美しの塔に一番近いです。

 

【もう一息と思った点】
・駐車場が分かりにくいです。
・館内には多少タバコのにおいがする場所があります。
・館内は空調がないところもあるので、季節によっては早朝や夜間は特に冷えます。
・室内には暖房器具がありますが、火力が弱いので部屋が温まりにくいです。
・シャワーの水圧が弱かったり、水自体が出なかったりする時もあります。
・布団は自分で敷く必要があります。

 

良かった点、もう一息と思った点をいくつか挙げてみましたが、自分の評価としては以下の通りになります。

部屋 3.5
風呂 3.8
食事 4.4
接客、サービス 4.0
立地 4.1
コスパ 4.3
総合 4.1

 

総合的にはそこそこ高評価です。部屋がやや低評価ですが、山小屋なので仕方ない部分はあります。風呂は天然温泉でいいのですが、浴室の広さやシャワーの出が悪いことを総合して点数をつけています。
逆に、食事や立地はいいと思いましたので、やや高評価にしています。コスパに関しては、私が泊まったプランの料金が17600円/人なので、標準的な値段だと思います。しかし、食事内容が非常に良く、美しの塔に近いというメリットも考慮して、やや高めに評価しました。

 

【評価の基準】
部屋:広さ、清潔感、アメニティの種類、部屋からの景色、バス・トイレ別かなど
風呂:広さ、清潔感、温泉の泉質・温度、露天風呂はあるかなど
食事:会場の雰囲気、料理の味、料理提供のタイミング、盛り付け、接客態度など
接客:丁寧に対応しているか、気が利くか、過剰なサービスになっていないかなど
立地:温泉街の中心地からの距離、アクセスしやすいか、駐車場があるかなど
コスパ:料金に対して満足度が高いか
※これ以外は私の好みで評価しています。

以下では、更に詳しく山本小屋の館内情報を見ていきたいと思います。

 

2.具体的な館内情報について

1.外観・館内の様子

外観は山小屋のような雰囲気があります。可愛らしいデザインです。

車で山本小屋に到着すると駐車場があります。駐車場は広いのでどこに停めてもいいですよ。車から降りた後は荷物を持って館内に入っていきます。

 

館内に入るとフロントがあります。正面には受付があり、そこでチェックインをします。窓際には机と椅子が並べられており、地元の特産品などが売られています。
靴を脱いで館内に入りますが、入り口から向かって右側に下駄箱がありますので、そこに靴を入れます。

写真の左手に下駄箱があります。また、ここには年代物の暖炉があります。

 

どうやら本物の薪を入れて燃やしているみたいです。後ろに大量の薪があるのが分かりますね。暖炉周辺はとても暖かいので寒い時には最高です。
私は夜間に星空、早朝に日の出を見に行きましたが、10月だったので外は非常に寒かったです。なので、帰ってきてすぐに暖炉があるのはとてもありがたかったです。

美ヶ原高原での服装については、別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。

ちなみに館内の様子はこのようになっています。

共同トイレです。少し薄暗いですが、特に問題なく使用可能です。ちなみに、お部屋にもトイレはついていますのでご安心を。

 

廊下の途中にある談話室のような場所です。机とテーブルが並べられており、本や絵画などがあります。ここだけ部屋みたいになっていますね。

 

ちなみに、ここには世界の様々な山の写真が飾ってあります。グランドジョラス、マッターホルン、アイガー北壁など、そうそうたる山の写真もあります。廊下にも写真が何枚も飾られているので、少し立ち止まって見てみると意外と楽しいですよ。

 

フロントから階段を上がったところです。机とテーブル、本や観光パンフレットなどが置いてあります。美ヶ原高原の散策を考えている方は、ここでパンフレットを貰っておきましょう。

 

【ポイント】
寒い季節の場合、散策から帰ってきたらすぐに暖炉で温まれます。暖炉は24時間ついていますのでご安心ください。

 

2.チェックインの様子

入り口から館内に入ると、正面に受付が見えますので、そこでチェックインを済ませて下さい。受付用紙を記入した後に館内の説明が行われます。5分ほどでチェックインが終わりますので、その後客室に案内されます。

受付の右側に階段がありますので、ここを上がります。

 

階段を上がったら正面の廊下を左に曲がります。

 

廊下を真っすぐ進みます。廊下には様々な写真が飾られています。

 

談話室に出ますので、更に奥へ進みます。

 

この廊下に客室があります。意外と長い距離を歩くんだなと思いました。

 

【ポイント】
チェックインは短く終わりますし、接客についても特に大きな問題はないかと思われます。

 

3.客室・アメニティ

扉を開けて中に入ると、玄関はこんな感じです。玄関の横にはユニットバスがあります。玄関にはスリッパが用意されています。

 

玄関の正面には和室が見えています。

 

和室です。非常にシンプルですね。基本的にはここで夜を過ごすことになります。布団は押し入れに入っていますので、寝る前に自分で敷く必要があります。テーブルが大きいので、隅によけてもギリギリの幅になります。

テーブルの上には以下のものが置いてあります。
・山本小屋の館内情報誌
・ティッシュ
・リモコン
・お茶菓子

 

室内にあるもの一覧
・テレビ
・冷蔵庫
・お茶セット
・鏡
・コップ
・タオル掛け
・暖房器具
・クローゼット(中にはハンガー、消臭スプレー、浴衣、タオル、歯ブラシなど)

 

部屋の外から見える景色です。やや曇っていますが、高原が広がっていていい風景です。ここには野生動物もいます。実際、夜間に窓のすぐそばで鳴き声がしたので、窓を開けてみたらシカのような動物が5匹ほどいました。結構間近で見ることができたので少しビックリしましたね。高山なので、このような貴重な体験ができる場合もあります。ちなみに、10分後の景色はこんな感じです。

同じ風景とは思えないほどに霧がかかっています。美ヶ原高原の雲の動きは本当に早く、あっという間に景色が変わります。当時、遭難者が多かった理由が分かるような気がします。

 

浴室はユニットバスになっています。特に変わった様子はありませんね。

浴室にあるもの一覧
・ハンドソープ
・ボディソープ
・リンスインシャンプー

 

【ポイント】
必要最低限のアメニティは揃っていますが、唯一ドライヤーはありません。ドライヤーは、フロントで貸し出してもらえますが、数に限りがありますのでご注意ください。

 

4.食事

食事会場は、フロントから先の階段を上がったところにあります。見た目は普通のお食事処です。席は決まっており、テーブルの上には食事が用意されています。

夕食内容

夕食の時間は18:00~20:00まで(遅くても20:30まで)と決まっていますので、それまでに食べる必要があります。

私は10月に泊まりましたので、季節限定で松茸三昧のコースでした。半分ぐらいの料理に松茸が使用されていて、ここまで豪華な料理を食べたのは久しぶりでした。この松茸は地元で採れたものを使用しているみたいですね。それぞれ紹介してきます。

 

・天ぷら(松茸、みょうが、ししとう)、茶塩付き
・きのこそば
・岩魚の煮つけ

天ぷらは、やっぱり松茸が最高に美味しかったです。松茸は半分にカットされていますので食べやすいのですが、肉厚もあるので食感もしっかりあります。何といっても松茸を半分使用して天ぷらにするなんて贅沢すぎます。茶塩も非常に天ぷらと相性が良かったです。

きのこそばには松茸が入っていませんが、様々な種類のきのこが入っています。こちらもお椀1杯分なのでペロッといただけました。

岩魚の煮つけは、頭も食べられるほど柔らかく煮てあります。甘すぎない味付けでした。

 

・刺身(信州サーモン、さしみこんにゃく)
・もずく
・きのこと大根おろし

刺身ですが、信州サーモンは普通に美味しかったです。海のサーモンよりも少しパサつきがありますが、身は柔らかくてわさび醤油と相性ばっちりです。もずく、きのこと大根おろしも美味しくいただきました。

 

松茸の土瓶蒸しです。中には松茸(スライス)、エビ、ぎんなんなどが入っています。まずお汁を飲んでみましたが、松茸の香りがほどよくあり、しっかりと味もついていてやみつきになります。もちろん、入っている具にも味が染みこんでいるので、美味しかったですよ。

 

・松茸の茶わん蒸し
・きのこの味噌汁

松茸の茶わん蒸しの中には、松茸(スライス)が入っています。きのこの味噌汁の中には、松茸は入っていませんが、様々な種類のきのこが入っています。

 

夕食のメインディッシュは松茸鍋です。

具材
・松茸(1/4カットが10本)
・まいたけ
・しいたけ
・しめじ
・えのき
・白菜
・白ねぎ
・豚肉

何とこの鍋には松茸が2.5本分も使用されています。贅沢過ぎて言葉が出ません。味付けはすき焼き風に近いですが、すき焼きよりはあっさりしています。

きのこはコリコリしていてとても新鮮です。豚肉は薄く切られており、柔らかくて食べやすいです。そして何といっても松茸ですが、すき焼きの匂いのせいで少し風味が落ちていましたが、それでも食べてみると口いっぱいに松茸の味が広がって幸せな気分です。鍋で使用されている松茸は1/4カットなので、松茸を食べている感じが凄いです。

 

最後は松茸ごはんです。スライスされていますが、松茸1/2分は使用されていると思います。普通は松茸のスライスが1、2枚乗っている程度ですが、その倍以上の松茸が入っています。フタを開けるととてもいい香りがして、食べるのがもったいない気分になります。

 

とても立派な松茸ですね。

実際には、ここまでの料理でお腹いっぱいだったので、松茸ごはんを食べることはできませんでした。しかし、スタッフがサランラップを持ってきてくれたので、松茸おにぎりにして部屋に持って帰ることができました。

おにぎりを3つ作ることができました。それぞれに松茸が入っています。松茸おにぎりなんてどこにも売っていないので、これはこれでいい思い出になりました。

デザートですが、こちらの旅館では特に用意されていません。しかし、テーブルにりんごが丸々2つ置いてありましたので、カットして食べることはできます。こんな豪快なデザートは初めてです笑。山小屋ならではですね。
長野県産のりんごなので、甘くて美味しかったですよ。特にすき焼き風の鍋だったので、りんごがあっさりしていてお口直しになりました。

夕食が済んだら、お皿はそのままにしてお部屋に帰ります。

 

朝食内容

朝食は、夕食とは打って変わって凄くシンプルです。

・サラダ(キャベツ、トマト、ハム、きゅうり)
・コーンスープ
・マカロニサラダ
・目玉焼き
・パン
・フルーツ盛り合わせ(キウイ、もも、パイン、パパイヤ)
・ヨーグルト(もも乗せ)
・牛乳

朝食に関しては普通のホテルと同じような内容で、味も普通でした。夕食が豪華だった分、朝食は少し質を落としているんでしょうか。しかし、あれだけ豪華な夕食を食べられたので、全く文句はありません。

 

【ポイント】
夕食は非常に美味しくてボリュームがあります。朝食は普通のホテルと同じような内容です。朝食にこだわりがなければ、宿泊金額も決して高いわけではないので、総合的に考えてお得だと思います。

 

5.温泉

温泉への入り口は廊下の途中にあります。

この先が温泉に繋がっています。

 

扉を開けて階段を降ります。ここは外なので、夜間は非常に寒いです。

 

階段を降りると、男湯・女湯の入り口があります。入浴時間は5:00~24:00です。

 

脱衣所です。脱いだ服を入れるカゴや、洗面台、椅子、体重計などがあります。しかし、男湯にはドライヤーがありませんのでご注意ください。

 

標高2000mの温泉なので、湯量が乏しいんでしょうね。自然の恵みなので、仕方ありません。

 

浴室です。大浴場が1つだけあるという至ってシンプルな構造です。

温泉に置いてあるもの一覧
・ボディソープ
・シャンプー
・コンディショナー

シャワーについてですが、使っていると水圧が弱くなる時があります。私の時は、徐々に水圧が弱まっていき、最終的には完全に出なくなりました。やはり高山の温泉というのが理由でしょうか…。
シャワーが出なくなった時は、湯船に浸かって体を温めるしかありません。まぁ温泉地ではないので、贅沢は言ってられませんね。高山で天然温泉に入れるだけでもありがたいと思います。

湯船の温度ですが、やや熱めとなっています。足から慣らしていき、少しずつ全身まで浸かるようにすれば問題ありません。夜間なので景色は見えませんが、日中は高原の風景を見ながら入浴することができます。

【温泉の成分】
総鉄イオンが16.8mg/kg、泉温が10.6℃なので、冷鉱泉に分類されます。また、湧出量が少なく泉温が冷たいので、加温と循環を利用していると推測できます。総鉄イオンが療養泉の基準値(20mg/kg)に達していないので、療養泉とは言えません。
しかし、総鉄イオンがもう少し含まれていれば含鉄泉になれたという事実から、少し長めに入浴することで含鉄泉と同じような効果を期待できると考えられます。含鉄泉の泉質適応症は、貧血、月経障害、更年期障害、冷え性などです。山本小屋の温泉では、これに近い効果を得られることになります。
また、一般的適応症として神経痛、肩関節周囲炎、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進があげられます。

 

【ポイント】
シャワーの水圧が弱い時間帯があります。温泉成分としては、含鉄泉に近い効果を得ることができます。

 

6.売店

売店は山本小屋の入り口付近にあります。写真の左側です。売店というよりは、直売所のような感じでスペースも狭いですね。地元の特産品が置いてありますので、興味があれば覗いてみてはいかがでしょうか。

 

7.館内イベント

山本小屋では、希望者のみ無料ツアーに参加することができます。これには朝の散策ツアー(王ヶ鼻)とご来光ツアー(牛伏山までのミニ登山)の2つがあります。

朝の散策ツアーは、早朝に王ヶ鼻までマイクロバスで行き、周辺を散策するというものです。富士山や八ヶ岳、運が良ければ雲海も見ることができます。ご来光ツアーは、日の出30分前に出発し、牛伏山まで登山するものです。牛伏山から日の出を見ることができます。
興味がある方は、フロントで申し込みをしてみてはいかがですか。

 

8.アクセス・駐車場

・東京方面(東京駅)から車で約3時間30分
・名古屋方面(名古屋駅)から車で約3時間30分
・大阪方面(大阪駅)から車で約5時間30分
・長野方面(長野駅)から車で約2時間

駐車場:あり

詳しくは美ヶ原高原へのアクセス方法の記事で紹介していますので、そちらをご参照ください。

 

9.ホテルの特徴

アクセス:岡谷ICから車で約60分
部屋の種類:3種類
喫煙について:喫煙可能。
駐車場の有無:あり
室内トイレ:全室あり(ユニットバス)
室内バス:全室あり
Wi-Fi:なし
築年数:築90年
温泉の有無:加熱、循環型の温泉あり(含鉄泉に近い)
コロナ対策:しっかりされている
美ヶ原高原ホテル 山本小屋の紹介は以上です。

 

2.美ヶ原高原周辺の観光地

美ヶ原高原周辺には数多くの観光スポットがあります。せっかく美ヶ原高原に行くならば、様々な場所を回ることをおすすめします。別記事で美ヶ原高原の観光スポットについて紹介していますので、そちらをご覧ください。日の出や星空についても紹介しています。

 

 

まとめ

今回は、美ヶ原高原ホテル 山本小屋について紹介してきましたが、いかがでしたか。

美ヶ原高原では有名な宿ですが、具体的に紹介されていない部分もあったので、今回は細部まで紹介してみました。どの宿でも一長一短ありますが、山本小屋に関しては総合的に満足できる内容だったと思います。特に美しの塔に近いというのが一番のメリットだと思います。あなたは今回の記事を見てみてどう思いましたか。

それでは失礼します。

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